いきだま
イキダマ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 生きた人の体を離れてさまよう魂のこと。見覚えのある感覚は魂が漂った名残とされた。
- 細部
- 生きている人の体から抜け出し、宙をただよう魂をこう呼んだ。初めて来たはずの土地なのにどこか見覚えがあるように感じることがあるが、それは以前に自分の魂が体を離れ、その場をさまよったしるしなのだと説明される。また、青年会の若者たちが火の玉を追いかけたところ、それが一軒の家へ吸いこまれるように入って消えたので中をのぞいてみると、囲炉裏のそばで寝ていた老人が目を覚まし、あやうくやられるところだったと口にしたという話も伝わる。魂の遊離を火の玉の目撃と重ねて語る点に特徴がある。
- 広まり方
- 1986年の『成城大学民俗調査報告書』の信仰および口承文芸の項に記録がある。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ