さどのいけのぬしにとついだおとわ
佐渡の池の主に嫁いだおとわ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 池で汚れ物を洗った下女が大蛇の掟により池の主に嫁いだという佐渡の伝説。
- 細部
- 長福寺に仕えるおとわという下女が、奥山へ蕗を採りに行った折に腰巻を汚してしまい、それを池で洗っていたところ池の主が姿を現した。池で腰巻を洗った者は自分の妻になるという掟があるといい、三日後に迎えに来ると告げたという。おとわは寝込んでしまうが、正体は大蛇であるこの主が、渡さなければ大水を起こすと迫ったため、ついに嫁ぐことになった。数日後、池の中央に浮島が現れ、これがおとわの嫁入りの証だとされて「おとわ池」と呼ばれるようになり、旧暦六月二十三日の嫁入りの日には村人が供物を捧げる。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編23 民俗2』(1984年)所収、浜口嘉寿夫の記録による。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ