いかだがいけのぬし
筏ヶ池の主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 筏ヶ池の主は女で、雨の日に機を織る音を響かせ、頼めば膳椀を貸したが欠損を機に断たれた。
- 細部
- 小川村の筏ヶ池には女の主が棲むと伝わる。雨降りの折には水辺から機を織る音が聞こえてきたといい、必要があって願い出れば膳や椀を貸してくれた。ところが借りた者のうちに椀を一つ欠いたまま返した者がおり、それきり貸し出しは絶えてしまったという。器を貸す淵の話は各地にあるが、機織りの音と女の主という組み合わせが重なる点にこの池の伝えの特色がある。
- 広まり方
- 1961年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による長野県上水内郡小川村の調査報告による。
- 地域
- 長野県小川村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ