いけのぬし
池の主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 蕨採りに出た娘が池の主に引き込まれ、怒った父が池を干そうとすると角の生えた娘が現れて許しを乞うたという。
- 細部
- 山本氏の娘が山へ蕨を採りに出かけたところ、池の主に引き込まれて姿が見えなくなってしまった。娘を失った山本氏は怒りのあまり、その池の水をすべて干し上げてしまおうとした。すると池から娘自身が現れ、自分はもうこの池の主になってしまったのでどうか勘弁してほしいと涙ながらに謝ったという。よく見るとその頭にはすでに角が生え始めていた。この出来事以来、山本家では一年に二回、池へ赤飯を供えることを欠かさなくなったと伝わる。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』所収、井田安雄がまとめた群馬の伝説の代表例に記録がある。
- 地域
- 群馬県中之条町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ