いどにおちたいじゅう
井戸に落ちた異獣
国内
未確認生物
- どんな話か
- 寛政9年、伊勢国櫛田の民家の井戸で見つかった正体不明の獣にまつわる怪異譚。
- 細部
- 寛政9年、伊勢国櫛田のある民家の井戸の中で、雌犬に似た姿をしながら鷲の爪のように鋭い四本足の爪を持つ獣が見つかり捕らえられたという。下総から来た旅人はこれを自国でいう「マミ」だろうと推測し、また伊勢の山中には狸の大型種に似た「コアミ」という獣もいるが、井戸に落ちたのはそのいずれとも違うとされた。正体を特定できないまま語り継がれている点が興味深い。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第二期』所収の随筆「北窻瑣談」(橘春暉)に記される。
- 地域
- 三重県松阪市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ