いはいのかたちをしたたでしにんやけがにんがでるはなし
位牌の形をした田で死人や怪我人が出る話
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 位牌の形をしているとされる水田を耕作すると死人や怪我人が絶えないとされ、普通の農家は手を出さなかったと伝わる。
- 細部
- 下町に古くからある田で、形が位牌に似ていることからこの名で呼ばれてきた。一般の農家は避け続けたが、寺が耕作を引き受けるようになったという経緯も語られている。伝承では、ここを耕すと死人が出たり、怪我人が絶えなかったりするため、普通の農家は作付けをしなかった。後には寺が耕作するようになった。この話は内田清司が記した「稲敷の病人田(忌地)伝説」に含まれ、『茨城の民俗』(1985年)の龍ケ崎市の事例として記録されている。
- 広まり方
- 昭和60年の稲敷地方の忌地伝説をまとめた民俗調査報告に記録されている。
- 地域
- 茨城県龍ケ崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ