たどさんのいちもくりゅう
多度山の一目竜
国内
未確認生物
- どんな話か
- 多度山権現の摂社に祀られる小さな社の神が現れる時、激しい雷雨とともに黒雲が空を走るという。
- 細部
- 伊勢国桑名の東にある多度山権現には、摂社として小さな社に祀られた一目竜という神がいるとされる。この神が姿を現す際には激しい雷雨が起こり、住民が空を見上げると一帯の黒雲が屋根をかすめるように走っていくといい、それを多度権現の出現として恐れつつも喜んだという。この神は毎月十八日に楫取の清泉寺へ入るとも伝わり、その際も黒雲が寺を覆ったとされる。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第二期』所収の随筆「笈埃随筆」(百井塘雨)に記される。
- 地域
- 三重県桑名市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ