たどのいちもくれん
多度の一目連
国内
未確認生物
- どんな話か
- 多度神社に祀られる神で、白馬に乗って出遊し、洪水などの災いから人々を救うと語られる。
- 細部
- 多度山の巨木に棲む天狗の名だとも言われる一目連は、多度神社の相殿に祀られ、白い神馬に乗って各地を巡り歩く神とされる。信心深い者の前に姿を現すこともあり、村が洪水に襲われた際には神馬で水中を駆け回って濁流を鎮め、木に登って助けを求める人々の願いに応じて水を引かせたと伝わる。江戸時代には大楠を伐った武将のもとに山伏姿で現れ、その一族を滅ぼしたという恐ろしい話も残る。
- 広まり方
- 1951年刊『伊勢民俗』所収「多度神と其の信仰」(堀田吉雄)、および1974年刊『日本随筆大成第二期』所収「猿著聞集」(八島定岡)に複数の話型が記される。
- 地域
- 三重県桑名市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ