いちもくれん
一目連
国内
未確認生物
- どんな話か
- 一つ目の姿をした風雨の神。多度大社の別宮・一目連神社から離れると暴風が起こると恐れられた。
- 細部
- 『和漢三才図会』などには、伊勢・尾張・美濃・飛騨の一帯で、一目連が多度大社の別宮・一目連神社を離れると強風が吹くと記される。一つ目の風雨の神で、鍛冶神の天目一箇神と同一視される一方、本来は片目の潰れた龍神ともされた。江戸時代には伊勢湾の海難防止や雨乞いの祈願対象となり、柳田國男は、多度山の霧などを船乗りが天候の変化を読む手がかりにしたことが信仰の背景にあると論じた。神が自由に出入りできるよう、一目連神社の社殿には扉を設けない造りになっているという。
- 広まり方
- 地域の神社信仰として伝わり、後世の妖怪図鑑や怪異データベースで「一つ目の竜神」として紹介されるようになった。
- 地域
- 三重県(多度大社周辺)
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ