いぶきどうじでんせつ
伊吹童子伝説
国内
未確認生物
- どんな話か
- 後に大江山の酒呑童子になったとされる鬼「伊吹童子」が、近江国の伊吹山に宿る神と人間の娘との間に生まれたとする誕生譚。
- 細部
- 伊吹童子は、大江山の酒呑童子の前身、あるいは親にあたるとされる鬼で、その名は伊吹山に由来する。伝えでは、伊吹山に祀られる神(八岐大蛇の化身ともされる)と近江国の長者の娘との間に生まれた子とも、ヤマタノオロチを祀る一族の男と娘の間に生まれた子ともされ、複数の異なる出生譚が伝わっている。この人物はやがて都から離れて大江山に移り住み、後の酒呑童子伝説につながっていったとされる。室町末期から江戸初期にかけて、酒呑童子説話に伊吹山での誕生譚を結びつける形で成立したと考えられている。
- 広まり方
- 酒呑童子説話の広がりに伴う派生譚として近江地方や説話文学の中で語られ、後世の伝承紹介や郷土史を通じて伝えられている。
- 地域
- 滋賀県米原市(伊吹山)
- 年代
- 室町時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ