ひょうすんぼう
ひょうすんぼう
国内
未確認生物
- どんな話か
- 高鍋の殿様が水不足に悩んでいた晩、堀端に現れたひょうすんぼうが夢枕で水源のありかを教え、用水路開削につながったという話。
- 細部
- 高鍋ではガタロウ(河童)のことをひょうすんぼう、あるいはひょうすぼとも呼んだという。ある春、雨の晩に高鍋の殿様が水源不足に頭を悩ませていたところ、城の堀端の茂みからヒュルルヒュルルと鳴きながら黒い影が現れた。その夜、殿様の夢枕に年経たひょうすんぼうが三匹立ち、水源のありかを告げたという。夢のお告げどおりに用水路が開かれ、高鍋の田はそれ以降豊作が続くようになったと伝わる。単なる鳴き声だけの記録も別に残っており、ヒュルルヒュルルという声が土地の人々の耳に強く残っていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 『宮崎県史 別編 民俗』(1999年)、矢口裕康「音声表現」の項に記録がある。
- 地域
- 宮崎県高鍋町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ