ひょうすんぼ
ヒョウスンボ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 半兵衛じいさんが実際に見聞きした話として、夏の雨の晩に軒下で雨宿りするヒョウスンボの群れを伝える高鍋の話である。
- 細部
- 高鍋に伝わる話で、話の出所は半兵衛じいさんという人物が実際に見聞きしたという体験談だとされる。夏のある雨の晩、家の軒下に大勢のヒョウスンボが押し寄せて雨宿りをし、口々にヒョウヒョウと声を上げていたという。やがて雨脚が弱まると、群れは潮が引くように川へと下りていった。この出来事が語られて以来、雨降りの晩には軒下に集まって雨宿りをするヒョウスンボの姿がたびたび話題にのぼるようになったと伝わる。ヒョウスンボは普段は春の彼岸のころに川へ、秋の彼岸のころに山へと住処を移すとされ、この夜だけ例外的に人家の近くで群れる姿が見られたことになる。
- 広まり方
- 『宮崎県史 資料編 民俗2』(1992年)、矢口裕康「民間説話の種々相」の項に記録がある。
- 地域
- 宮崎県高鍋町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ