ひょっとこ
ひょっとこ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 願かけで授かったひょっとこ顔の男児を、可愛がる祖父には福が来て、疎んじた祖母の家は衰えたという昔話。
- 細部
- あるところの年老いた夫婦が子宝に恵まれず、子が欲しいと神仏に願をかけていたところ、大晦日の夜にひょっとこのような滑稽な顔立ちの男の子を授かった。お爺さんはその子をたいそう可愛がり、以来家には福が舞い込むようになったが、お婆さんは子の顔立ちを疎んで邪険にしたため、お婆さんの方には福が向かなかった。しまいにお婆さんが恨みを募らせて子を家から追い出してしまうと、それを境に家は次第に傾き、寂れていったと語られている。
- 広まり方
- 1979年の『伝承文学研究』所収、宮岡洋子「円岡邦枝媼の語る昔話―鳥取・中山町の昔話(一)―」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県大山町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ