ほうそうじんさま
ほうそう神様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 疱瘡にかかったら屋根に梯子を立てかけ、治まる頃にほうそう神様がそれを上って帰るとした俗信。
- 細部
- 富士吉田市に伝わる俗信。疱瘡(ほうそう)にかかった者が出ると、家では屋根に梯子を立てかけておく習わしがあった。二十日ほど経ってかさぶたができ病状が落ち着いてくるころ、疱瘡をもたらしたほうそう神様がその梯子を伝って屋根を上り、家から去っていくのだと考えられていた。梯子は神を送り出すための道具としての役割を持たされており、病の進行と神の去来を重ね合わせて理解する土地の考え方がうかがえる。
- 広まり方
- 1943年刊『民間伝承』所収、鈴木忠雄「山梨大月附近の食習」に記録されている。
- 地域
- 山梨県富士吉田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ