かなざわのおにをまねくせつぶん
金沢の鬼を招く節分
国内
未確認生物
- どんな話か
- 長町の富永家は節分に「福は内鬼は内」と唱える風習を持ち、鬼が家運を上げ大火から守ったとの由来が伝わる。
- 細部
- 長町の富永家には、節分の際に他の家とは違って「福は内鬼は内」と唱える独特の風習があった。その由来として語られるのが、昔、節分の夜に一匹の鬼が家に舞い込んできて以来、この家の身代がにわかに豊かになったという話である。加えて、金沢で大火が起きたときには、鬼の形をした黒い影が笠を使って火を防いでくれたのだとも伝えられている。さらに、この家の先代の主人はかつて霞網で疱瘡神を捕らえたことがあるといい、そのためこの家の門をくぐれば疱瘡にかからずに済むという話が明治の初め頃まで信じられていた。
- 広まり方
- 1940年の『大阪民俗談話会々報』に掲載された、長岡博男「通信資料」に記録がある。
- 地域
- 石川県金沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ