ほうそうばあさん
ホウソウバアサン
国内
未確認生物
- どんな話か
- 疫病にかかる者の名を記した帳面を道祖神に預けていくという老婆の姿の神。
- 細部
- 厚木では、悪病を司る老婆がいて、これから病に倒れる人の名を書き付けた帳面を持ち歩くとされた。その名簿はメヒトツカナジュウロウの手で病を負わされる人々の一覧であり、老婆はこれを道祖神に預けていく。誰が病むかがあらかじめ帳面の形で決まっているという発想は、一つ目の来訪者が悪事を書き留めて道祖神に託すという県内各地の言い伝えと同じ構えを持つ。疫病の流行を、記録と受け渡しという手続きになぞらえて説明している点が特徴である。
- 広まり方
- 2002年の『民具マンスリー』所収、入江英弥「行事由来伝説『一つ目小僧と道祖神』の形成-目籠・事八日・斎日-」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県厚木市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ