ほうそう
疱瘡
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 北九州市小倉地方では猿の肉を食べれば疱瘡除けになるとされ、他地域から行商が売りに来たという言い伝え。
- 細部
- 北九州市小倉地域に伝わる疱瘡除けの俗信である。猿の肉を口にしておけば疱瘡という恐ろしい感染症にかからずに済むと考えられ、当地では実際にこの肉を求める人が多かった。かつては近隣の農村部から行商人が猿肉を担いで売り歩く光景が見られ、病を恐れる住民がこれを買い求めていたと伝えられている。医療が発達する以前、命に関わる疱瘡への恐れが、このような食べ物にまつわる俗信を生み出した一例といえる。
- 広まり方
- 1935年の『旅と伝説』に掲載された須田元一郎「九州北部の伝説玩具」に記録がある。
- 地域
- 福岡県北九州市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ