ほととぎすのきょうだい
ホトトギスの兄弟
国内
未確認生物
- どんな話か
- 弟の食べ物を疑って腹を裂いた兄が、真実を知って悔い、ホトトギスに姿を変えて鳴き続けるという。
- 細部
- 病に伏せる兄のもとへ、弟がホドイモを掘って運んできた。兄は弟がうまい部分を独り占めしていると疑い、その腹を裂いてしまう。だが中から出てきたのは皮ばかりで、弟は自分が皮を食べ、良いところをすべて兄に与えていたのだった。取り返しのつかない過ちを悔いた兄は鳥となり、ホッチョカケタカ、オトットキタカと鳴き続けているのだと語られる。鳴き声の聞きなしを起点に組み立てられた鳥の由来譚である。
- 広まり方
- 1974年の『民間伝承』所収、中平解「信州下伊那郡大鹿村大河原方言抄(二五)」に記録がある。
- 地域
- 長野県大鹿村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ