いいだのはちがつついたちにかえるほとけさん
飯田の八月一日に帰る仏さん
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 此田では八月一日を境に棺の蓋が開き、死者たちが少しずつ帰り始めるとされた。
- 細部
- 此田の集落では八月一日をオツイタチと呼ぶ。この日から棺桶の蓋が開いて、亡くなった人たちがぼつぼつと戻ってくるのだという。盆の当日に一斉に迎えるのではなく、月初めから徐々に近づいてくるという捉え方で、蓋が開くという具体的な言い方が、死者が土の下にいるという実感を伴っている。迎える側の家は、この日から少しずつ盆の支度を整えていくことになる。
- 広まり方
- 1979年刊の東京学芸大学民俗学研究会『遠山の民俗』の年中行事の章、盆行事の項による。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ