みなみうおぬまのなまぐさいいきをかぐほとけさま
南魚沼の生臭い息を嗅ぐ仏様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 彼岸の中日に里帰りする仏様への迎え火や、あの世へ戻る仏様が家人の生臭い息を確かめて安心するという南魚沼市の彼岸習俗。
- 細部
- 南魚沼市では彼岸の中日、仏様がみやげのダンゴ、すなわちボタ餅を携えていったんあの世から里帰りされると考えられており、その日の夕方には藁を焚いた迎え火で出迎える。この日は仏様が寺参りに出かける日でもあるとされ、普段は避けがちな肉や魚を口にしてもよい特別な日と位置づけられている。彼岸が明ける朝には仏様が再びあの世へ戻られるとされ、家では必ず夕飯に魚を食べる習わしがある。これは、途中で立ち寄った仏様が戸口で家人の息を嗅ぎ、生臭ければ肉食をきちんと守っていると安心してあの世へ帰っていくと信じられているためだという。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編22 民俗1』(1982年)第4編・大竹信雄による「彼岸」の項に記録がある。
- 地域
- 新潟県南魚沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ