ほとけおろし
仏おろし
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 丸亀では口寄せを行う巫女が死者の霊を招き寄せ、その心境を代わって語らせる仏おろしという儀礼が行われていた。
- 細部
- 丸亀地方には仏おろしと呼ばれる口寄せの儀礼が伝わる。頼み手の願いを受けた民間の巫女が死者の魂を招き寄せ、その霊になり代わって胸の内を語るというもので、この役を担う人はホウニンサンあるいは御祈祷師と呼ばれた。儀礼ではまず御幣を手にして家の中を清めたうえで、位牌の脇に御幣付きのサカキを立てて場を整える。錫杖に似た道具を鳴らしながら拝み続けると、やがて霊が乗り移ったかのように「水が欲しい」という言葉が発せられる。そう言い終えると拝み手はがっくりと肩を落とし、また次の拝みに移っていくのだという。
- 広まり方
- 2000年の『香川の民俗』に中原耕男が発表した「続・死霊の行方」に記されている。
- 地域
- 香川県丸亀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ