さどのひがんにもどるほとけ
佐渡の彼岸に戻る仏
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 彼岸の中日に仏は一度黄泉へ戻り、お立ちの日の朝にはみやげ団子を供える習わしがあったという。
- 細部
- 佐渡では彼岸にまつわる仏の扱いについて細かな決まりが伝えられている。彼岸の中日には仏が一度あの世へ戻るとされ、その中日と、彼岸が明ける「アケの日」を避けて仏壇への棚参りを行った。アケの日は仏が旅立つ日にあたるとされ、その前夜には特別なご馳走を仏壇に供え、翌朝には仏が旅立ちの支度をするようにと、みやげとなる団子を供える習わしがあったという。彼岸という限られた期間のなかで、仏をこの世に迎え、もてなし、そして見送るという一連の流れが丁寧に守られていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1984年刊の『新潟県史 資料編23 民俗2』所収、大竹信雄による彼岸の記録に基づく。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ