いまばりのゆみうちをつげるほとけ
今治の弓打ちを告げる仏
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 弓打ちの場に仏が現れ、家の方角の悪さや先祖の祀り方の誤りを告げたという。
- 細部
- この土地では弓打ちと呼ばれる作法を行うと、仏が姿を現して口を利くと語られた。告げられる内容は具体的で、住まいの方角が悪いとか、先祖の祀り方が間違っているといった指摘である。家に障りが起きたときには、わざわざ今治まで出向いて弓打ちをしてもらうことがあったという。原因の分からない不調を、仏の託宣によって家相や祭祀の不備へ翻訳する装置として機能していたことが分かる。
- 広まり方
- 1967年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「愛媛県越智郡関前村岡村」の報告に見える。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ