ほら
法螺
国内
未確認生物
- どんな話か
- 入間市の岩が重なり合う場所には、生きた法螺が棲みついていたという。ある時、法螺の音を響かせながら姿を消し、それ以来この場所から法螺の気配はなくなった。
- 細部
- 入間市のある場所では、岩が幾重にも積み重なった一角に、法螺という生き物が棲んでいると語られていた。ただの貝殻ではなく、命あるものとしてこの岩場に住み着いていたのだという。ある時、その岩場から法螺の音が鳴り響き、音とともに法螺は消えていった。それ以来、この岩場から法螺の姿も音も途絶え、すっかりいなくなってしまったと伝えられている。音を立てて消えていったという、山中の岩場にまつわる不思議な生き物の言い伝えである。
- 広まり方
- 1931年刊行の雑誌『民俗学』に西角井正慶が寄稿した採訪記録による。
- 地域
- 埼玉県入間市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ