ほんしょのたま
宝珠の玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 小坊が子狐をだまして宝珠の玉を盗み、仲間外れにされた狐が計画を漏らして狐たちが討たれた話。
- 細部
- 遊佐町に伝わるこの話では、寺の小坊が狐の持つ宝珠の玉を手に入れようと、子狐をだまして玉を盗み取ったという。玉を取り返そうと狐たちは仲間で集まって相談を重ねたが、その話し合いの場に声をかけてもらえなかった一匹の狐が、自分だけのけ者にされたことを恨みに思い、仲間の計画をこっそり小坊に漏らしてしまう。狐たちは大名行列の姿に化けて寺へ乗り込んできたものの、あらかじめ知っていた小坊によって本堂に閉じ込められ、そこへ放たれた犬に噛みつかれて命を落とす狐もあったという。仲間内の不和がそのまま計画の失敗につながった顛末として語られている。
- 広まり方
- 2000年の『昔話「研究と資料」』所収、小泉明日香「菅原節子の昔話(下)」に記録がある。
- 地域
- 山形県遊佐町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ