ひとつめのめかりばあさん
一つ目のメカリ婆さん
国内
未確認生物
- どんな話か
- 二月八日に訪れる一つ目の老女で、目籠を外へ出しグミの枝を焚いて備えた。
- 細部
- 川崎の山間にあたる地区では、二月八日をこの老女の来る日とした。備えは簡素で、目の詰んだ籠を屋外へ出しておくことと、グミの枝を燃やして煙を立てることの二つである。目の数の多い籠を掲げるのは、一つしか目を持たない相手が気圧されて近寄らないという理屈による。臭いの強い煙を焚く作法と合わせ、視覚と嗅覚の双方から寄せ付けまいとする点で、県内各地の事八日の習俗と共通している。
- 広まり方
- 1977年の『神奈川県史 各論編5 民俗』所収、神奈川県企画調査部県史編集室による山村部の行事の章、川崎市最西部地区の項に記録がある。
- 地域
- 神奈川県川崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ