ひとつめにゅうどう
一目入道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 佐渡・加茂湖の主とされる頭上に一つ目を持つ妖怪。捕らえられた詫びに毎晩魚を献上したと伝わる。
- 細部
- 新潟県佐渡島の加茂湖には、頭上に一つ目を持つ湖の主がいた。湖から現れて繋いであった馬に乗って遊んでいたところを馬主に捕らえられ、玉の鉤を返す代わりに、毎晩一貫目の新鮮な魚を届ける約束をした。何年も続いた貢ぎ物は、馬主が鉤を返さず売って利益を得たことで途絶え、その後は毎年正月十五日に家を襲った。馬主が読経で難を逃れ、堂を建てて鉤を像の額に納めた結末のほか、発狂して家が絶えた話もある。片辺地区の正月十六日の「目一つ行事」は途絶えたが、2016年の佐渡島ギャラリー芸術祭を機に再び調査された。
- 広まり方
- 大正期の伝説集に採録され、後の事典で読みが混同されたまま広まった。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 大正時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ