ひとつめにゅうどう
一つ目入道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 目が一つしかない大男姿の妖怪。和歌山では旅人の前に行列とともに現れ、木に登って襲いかかったとされる。
- 細部
- 一つ目入道は、目が一つしかない身の丈約3メートルの大男姿で現れる妖怪である。和歌山県日高郡では、若者が上志賀から衣奈へ向かう途中に遭遇し、大男が木に登って襲いかかろうとした。若者が刀で頭を斬りつけると、立派な行列を伴っていた一行ごと消え去った。正体は地域で異なり、京都では狐、『稲生物怪録』ではタヌキの化けたものとされる。同書には、平太郎を掴もうとする姿も描かれている。背丈が伸び縮みする見越し入道に近い妖怪とされるほか、比叡山の一つ目一本足の僧侶「一眼一足法師」に由来するとの説もある。
- 広まり方
- 地方ごとに異なる正体説が加わりながら、各地の妖怪奇談集に採録されて広まった。
- 地域
- 和歌山県
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ