ひとりのおとこのこ
一人の男の子
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜中に壁から現れた背丈一メートルほどの男の子が、座敷を飛び跳ねて回ったという一戸町の伝承。
- 細部
- 家人が寝苦しさに目を覚ますと、壁から丸顔で背丈一メートルほどの男の子がふいに抜け出てきた。綿入れの着物姿で、驚いた様子も見せずに座敷の中をぴょんぴょんと跳ね回っていたという。姿かたちや振る舞いはザシキワラシに近く、家の中に唐突に現れる子どもの妖の一例として伝わっている。ザシキワラシは一般に家の盛衰と結びつけて語られることが多く、この話もそうした系譜に連なるものと見られる。
- 広まり方
- 1974年の『あしなか』所収、菊池照雄「遠野のザシキワラシ」に記録がある。
- 地域
- 岩手県一戸町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ