はなまきのひとからざこのくもつ
花巻の人から雑魚への供物
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 3年に一度女の子を捧げていた人身御供の慣習が、時代とともに鹿、鮭、雑魚へと肩代わりの対象を変えていったという。
- 細部
- かつては3年ごとに女の子を生贄として差し出さなければならなかったが、時代が下るにつれてその慣習は変化し、まず鹿を代わりに捧げるようになったと伝わる。その名残として人塚や鹿塚が今も残されているという。やがて鹿すら獲れなくなると、供物は鮭に代わり、さらに鮭も乏しくなると雑魚にまで縮小していった。生贄の対象が人から動物、さらに小さな魚へと段階的に軽くなっていく過程そのものが、地域の伝承として語り継がれている。
- 広まり方
- 1996年の『高志路』掲載、伊藤治子「生け贄としての片目の鮭」に記録がある。
- 地域
- 岩手県花巻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ