ひとくいえびす
人喰いエビス
国内
未確認生物
- どんな話か
- 人喰いエビスが正之御前に矢で撃たれて恵比寿山へ逃げ込んだという伝説が、赤谷や弓保木など周辺の地名の由来になっている。
- 細部
- 関市には人喰いエビスと正之御前(正之権現様とも)が争ったという伝説が伝わる。正之御前がエビスに矢を射たところは弓保木と呼ばれ、矢を受けたエビスが血を流しながら逃げた場所は赤谷、そのまま逃げ込んだ先は恵比寿山(恵比寿岳)の銅山岩屋であるという。正之御前はその後も向かいの板取老洞、あるいはトチダナと呼ばれる場所からエビスを見張り続けているとされ、正之御前を祀る社に雨乞いをすると必ず雨が降るという御利益も伝わっている。妖怪退治の顛末が、そのまま周辺の地名の由来として結びついている点が特徴的である。
- 広まり方
- 1987年の『常民』所収「岐阜県武儀市洞戸村 調査報告書」(中央大学民俗研究会)に複数の話として記録されている。
- 地域
- 岐阜県関市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ