ひとだま
人だま
国内
未確認生物
- どんな話か
- 浅間温泉の帰りや葬儀の折に見たと語られる、実際の目撃談としての人魂。
- 細部
- こちらは俗信の分類ではなく、見たという当人の語りとして残された話である。浅間温泉から戻る途中、伊深の方角から矢作の側へ向かって飛んでいく人魂を目にしたという証言がある。また、近所の老人が亡くなった際には、本家の老婦人が蚕室の下から人魂が出ていくのを見たとも語られた。この土地では、死んだ者の魂は六十日のあいだヤナミにとどまると言い伝えられており、目撃と死者供養の期間の観念が結びついている。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承の世間話の項に二件が載る。
- 地域
- 長野県松本市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ