おおがきのてんしゅにぬりこめたろくぶ
大垣の天守に塗り込めた六部
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 秀吉築城の大垣城天守に人柱として旅の六部が生きたまま塗り込められたという伝承。
- 細部
- 天正13年、豊臣秀吉が大垣城を築城した際、その天守には人柱として旅の六部が生きたまま塗り込められたのだと伝えられている。以来、天守にはその霊がこもっているとされ、真夜中の丑三つ時になると「チーン、チリン」という鉦の音が聞こえてくるのだという。この人柱をめぐっては異説もあり、土台を築く工事の際に旅の山伏が埋め込まれたのが実際だったとも語られている。かつて天守閣には、人柱となった者が持っていたという金剛杖が伝わっていたそうである。
- 広まり方
- 1992年の『美濃民俗』所収、清水春一「人柱の伝説」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県大垣市
- 年代
- 安土桃山時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ