ひをぴかぴかひからすもの
火をぴかぴか光らすもの
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜の磯へ下りた男に石が投げつけられ、見上げると木にぶら下がって光を放つものがいたという。
- 細部
- 下波村で語られた出来事である。平爺と呼ばれる人物が、お伊勢宮の下手にある磯へ夜のうちに出かけたところ、どこからともなく石が飛んできた。誰かのいたずらかと思って頭上へ目をやると、木の枝にぶら下がったまま、ぴかぴかと火を明滅させているものがいたという。正体は語られず、名づけようのないまま火を光らせるものとしてのみ記憶されている。夜の磯という人けのない場所で、投石と発光が組み合わされている点が特徴的である。
- 広まり方
- 1975年の『伊予の民俗』に載る山口常助の北宇和郡下波村聞書に記録がある。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ