ひーぬしー
木の精
国内
未確認生物
- どんな話か
- 病気の親の薬代のため椎の実を拾いに山へ入り迷った人が、木の精ヒーヌシーの夢を見た翌朝ザルいっぱいの実を得たという。
- 細部
- 大宜味村に伝わる話で、病気の親の薬代を工面するため奥山へ椎の実を拾いに出かけた人がいた。実を拾ううちに日が暮れて、帰り道もわからなくなってしまう。困り果てて大きな木にもたれて眠りについたところ、夢の中に小人のような姿をした木の精ヒーヌシーが大勢現れ、歌を歌いながら周りを回った。翌朝目を覚ますと、頭の上に置かれたザルには椎の実がいっぱいに満たされていたという。この人はその椎の実を売って薬代とし、親の病を治すことができたと伝えられている。
- 広まり方
- 1985年の『昔話―研究と資料―』に掲載された新城真恵「沖縄の河童か?」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県大宜味村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ