ひぬかんしんこう
ヒヌカン信仰
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 台所に宿るとされる火の神「ヒヌカン」を祀る沖縄の家庭信仰。旧暦12月24日にヒヌカンが天に昇り、その家の一年の善悪を天の神に報告するとされている。
- 細部
- ヒヌカンは世帯のあらゆることを司る家庭の守護神とされ、台所の一角に香炉を置き、水や塩、植物を供えて祀られる。かつては竈の後ろに3個の石を置いて祀る形式だった。主婦が中心となって旧暦1日と15日に米・酒・水・香を供えるほか、誕生・進学・結婚・死亡など家族の重要な出来事を逐一報告する習わしがある。特に旧暦12月24日にはヒヌカンが天に昇り家族の一年の善悪を天の神に報告するとされ、旧暦1月4日には神を迎える祭祀が行われる。分家の際は本家のヒヌカンの灰を分けて新たに祀る。
- 広まり方
- 現在も沖縄・奄美の多くの家庭で実践されている生きた信仰で、年中行事の時期になると地域のニュースや生活情報でも取り上げられる。
- 地域
- 沖縄県・鹿児島県奄美群島
- 年代
- 不明(現在も継続)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ