ひのたましい
火の魂
国内
未確認生物
- どんな話か
- 摂津市の別府村では雨の夜、森から火の玉が現れ社の周りを飛んで木の上に止まり、火縄の火を見せると消えたという。
- 細部
- 摂津市にあたる島下郡別府村に伝わる話である。雨の降る夜になると、森のあたりから火の玉が浮かび上がり、田んぼの中に建つ小さな社の周囲をゆらゆらと飛び回ったのち、木の上にとどまるということがあったという。この火は、火縄の火を近づけて見せると消えてしまうとされていた。当時の考えでは、初夏の長雨のあとに湿地帯に熱がこもり、陰と陽の気が入り乱れることによって地中から火が湧き出るのだとされ、こうした現象は各地で見られるものだと説明されている。
- 広まり方
- 1976年の『日本随筆大成第3期』所収、著者未詳「浪華百事談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府摂津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ