やまきたのひのたまとちぞめのむしろ
山北の火の玉と血染めの筵
国内
未確認生物
- どんな話か
- 的当てが当たらぬ末に火の玉が立ち、下の筵が産の血に染まっていたと分かった話。
- 細部
- 若い衆が集まって的を射る催しをしていたが、どれだけ狙っても矢や弾が当たらない。妙だと思っているうちに、最後に火の玉が現れて山の方角へ飛び去った。そこで的の下に敷いていた筵を改めたところ、それは産の場で使われたもので、血に染まって赤く汚れていたという。穢れたものを知らずに使ったために事が起きたという筋で、産と血をめぐる禁忌が的場という遊びの場に持ち込まれた例になっている。
- 広まり方
- 1952年の『民俗採訪』所収、横山登美子・土谷安子・鈴木崇生「山の生活」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県山北町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ