すわのやきばをとぶあおいひ
諏訪の焼場を飛ぶ青い火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜明け前の一軒家から白い煙とともに立ちのぼり、焼場の上を二つ飛んでいたという青い火。
- 細部
- まだ暗い夜明け前のこと、一軒家の屋根から真っ白な煙が立ちのぼり、そこへ青い火の玉が浮かび上がるのが見えた。その後で人を焼く場所のほうへ目をやると、同じ青い火の玉が二つ飛び交っていたという。通りかかった者に尋ねてみると、下の家で前の晩に亡くなった人を焼場にかけてあり、これから骨を拾いに行くところだと答えが返ってきた。怪火の目撃と、実際にその夜あった死とが後から結びつけられる形になっており、火の玉を死者の魂と見る考え方がはっきり表れている。
- 広まり方
- 1930年の『郷土』所収、有賀博「貉の話其他」に記録がある。
- 地域
- 長野県諏訪市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ