しばたのわるぐちをよぶひのたま
新発田の悪口を呼ぶ火の玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 殿様への恨みや横死者の怨念が火の玉となり、悪口を言った家の前まで飛んでくるという新発田市の言い伝え。
- 細部
- 新発田市では、かつての殿様への不満や、不慮の死を遂げた者の無念が火の玉となって現れるという話が伝わっている。この火の玉は、生前の自分を悪く言った相手の家の前まで飛んできて驚かせるのだという。実際に火の玉を目にしたという住民はかつて少なくなかったが、記録が採られた当時ですでに、実見した経験を語れるのはおおむね三十歳前後より上の世代に限られていたという。時代とともに目撃譚そのものが失われつつあったことがうかがえる。
- 広まり方
- 1935年の『高志路』に掲載された波多野傳八郎「家屋敷に絡まる怪異」に記録されている。
- 地域
- 新潟県新発田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ