せいよのあおじろくおをひくひだま
西予の青白く尾を引く火玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 明治三十年ごろ、軒ほどの高さを長い尾を引いて棟の方へ飛んだ青白い火の塊の目撃談。
- 細部
- 報告者の母親が語ったものとして記録されている体験談である。夕方、ゴーッという音が響き、あたりがわずかに明るくなったので空を仰ぐと、屋根の軒ほどの低い高さを、人の頭ほどの大きさの青白い塊が飛んでいた。塊は長い尾を後ろへ引きながら、棟の方角へ流れて消えていったという。音と光と低い飛行という具体的な描写が残されており、この地方で火の玉が単なる言い伝えではなく実際の目撃として語り継がれていたことを示している。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、橋村寿「怪談ばなし」に記されている。
- 地域
- 愛媛県西予市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ