ひのたま
火の玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 荒神塚から平塚へ毎晩飛んでいた火の玉の正体を占うと、祭神が遷座を望んでいることが分かり、村人がご神体を平塚へ移したという。
- 細部
- 長崎県佐世保市宇久町では、かつて荒神塚と呼ばれる場所から平塚へ向けて、夜ごとに火の玉が飛んでいく様子が目撃されていたという。村人たちはこれを不審に思い、易者に事情を尋ねたところ、祀られている神が鎮座地を平塚へ移したいという意向を示しているとの託宣が下った。そこで住民一同でご神体を担ぎ出し、望まれたとおり平塚まで運んで改めて祀ったと伝えられている。荒神信仰にまつわる遷座譚のひとつである。
- 広まり方
- 1993年の『日本民俗学』に掲載された、高見寛孝「五島列島宇久島の荒神信仰」に記録がある。
- 地域
- 長崎県佐世保市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ