さくほのむすめのしにあらわれたひのたま
佐久穂の娘の死に現れた火の玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 嫁いだ娘が息を引き取った時刻に、実家の土蔵の屋根へ火の玉が落ちたと語られる。
- 細部
- 桜井家の新宅で起きたこととして伝えられる話である。大日堂へ嫁いでいた娘が四十をいくつか過ぎた年に亡くなったが、その同じ時刻、実家の土蔵の屋根に光る玉が落ちるのを家の者が何人も同時に目にしたという。後になって死の知らせを受け、時刻が符合したことから、娘の魂が火の玉となって生まれた家へ別れを告げに来たのだと受け止められた。複数の目撃者と時刻の一致という点が、話の確からしさを支える形で語られている。
- 広まり方
- 1987年刊『長野県史』民俗編東信地方ことばと伝承、細川修・松本清人による世間話の章に収められている。
- 地域
- 長野県佐久穂町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ