ひのたま
火の玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 病人のいる家のガジュマルから青い火の玉が上がり隣家へ流れたところ、実際に亡くなったのは隣家の人だったという。
- 細部
- 南城市中山に伝わる話で、ある家に病気で床に伏せっている人がいたところ、その家の庭に立つガジマルの梢から、突如として大きな青い光の玉が立ち上り、隣の家の方角へと流れていった。これを見た村人たちは「あの病人はもう助からないだろう」「いや、火は隣家へ流れたのだから病人には何も起こらない」と口々に噂し合った。数日後、実際には病人は元気を取り戻したが、代わりにそれまで健やかに働いていた隣家の者が突然亡くなったという。火の玉の行き先が死の行方を示したとされる話である。
- 広まり方
- 1965年の『沖縄民俗』に掲載された「中山部落調査報告」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県南城市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ