ながのしのぼちにうかぶひのたま
長野市の墓地に浮かぶ火の玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 墓地や家の内外に浮かぶとされた怪火で、死者の霊が取る形と考えられていた。
- 細部
- 県史の俗信の項では、火の玉の出る場所として墓地を挙げる報告が川中島町や信更町など各地から寄せられており、真島町では家や屋敷の内に出るとされている。幽霊の姿を語る同じ聞き取りのなかで、霊が火の玉となって現れるという説明も見えることから、両者は別物ではなく死者の現れ方の一種として理解されていたと考えられる。埋葬地から立つ燐光を怪火と結びつける発想が、広い範囲で共有されていたことを示す資料である。
- 広まり方
- 1988年刊『長野県史 民俗編 北信地方』第一章俗信第五節「妖怪・幽霊」に記録がある。
- 地域
- 長野県長野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ