みはまちょうのりんじゅうをつげるひのたま
美浜町の臨終を告げる火の玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 危篤の病人がいる家から火の玉が抜け出し、命が尽きる瞬間とほぼ重なって近親者にだけ見えるという。
- 細部
- 美浜町では、今にも息を引き取ろうとしている病人のいる家から、火の玉が屋根を抜けて空へ上がっていくのだという。この光景は誰の目にも映るわけではなく、たいていは血のつながりの濃い家族だけが目撃するとされる。しかも火の玉が飛び立つ瞬間は、当人の臨終とほぼ時を同じくすると語られており、魂が肉体を離れる姿そのものと受け止められてきた。死という出来事を、光として視覚化して語る点にこの伝承の特徴がある。
- 広まり方
- 1984年刊『福井県史 資料編15 民俗』所収、小林一男「死と霊」の「死の予兆」の記述による。
- 地域
- 福井県美浜町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ