まつやましのじてんしゃにからむひのたま
松山市の自転車に絡む火の玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 戦時中に火葬場の近くで自転車に絡みつき、また屋根の高さを漂ったと記された火の玉。
- 細部
- 戦時中、火葬場のそばの道を自転車で走っていた記録者の前に、突然火の塊が現れた。地面に触れては離れながら近づき、前輪の輻に巻きつくようにして二、三度回ったあと、離れてゆらゆらと遠ざかっていったという。同じ人物は後日、同じ火葬場の付近で青みを帯びた一回り大きな、尾を引く火の玉を目にした。屋根の高さほどを風に流されるように飛ぶそれを、人魂と呼ぶのだと後になって聞かされた。子どものころ、亥の子の晩にも、青い尾を長く引いた球が家の上を渡っていくのを一同で見たと記している。
- 広まり方
- 1976年の『伊予の民俗』所収、橘春美「自転車にからみついた火の玉」に三つの体験が並ぶ。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ