ひのたま
火の玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 松江市八雲町や鹿島町では火の玉の目撃が語られ、古い墓から出て夜道で人の目をくらませるとされてきた。
- 細部
- 松江市八雲町では、夜に火の玉と出くわすと目がくらんで歩けなくなると言われてきた。火の玉の多くは、参る人のいなくなった古い墓、苔むした石塔のあたりから現れるとされ、骨から生じたリンが光って見えるのだとも、腐った木や葉が光るのと同じ原理だとも説明されている。一方、鹿島町では、小学生から中学生くらいの年頃に火の玉を実際に目にしたという体験談も語られている。友人と火の用心の夜回りをしていたところ、人の頭ほどの大きさをした光の玉が、ものすごい速さで地面近くの低いところを飛び去っていったという。
- 広まり方
- 1992年の『民俗採訪』(國學院大學民俗学研究会、八雲村岩坂地区)と、2005年の『佐陀宮内の民俗誌』(東京女子大学史学科民俗調査団、鹿島町佐陀宮内)の双方に、聞き取り事例として記録されている。
- 地域
- 島根県松江市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ