とびもの
トビモノ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 田人町では飛ぶ火の玉をトビモノと呼び、色や大きさによって人の死や凶事の前触れとされたという。
- 細部
- 田人町ではトビモノと呼ばれる飛ぶ火の玉についての目撃談がいくつも語られている。仏具山では夕方六時ごろ、青い火の玉が飛んできて向かいの山近くで二つに割れたのを見たという話や、二尺ほどの火の玉が飛んで落ちた後にその近くの人が死んだという話、便所の中から墓場へゴオッと大きな音を立てて火の玉が飛んでいったという話などが伝わる。あたご山からは真っ青な玉が飛んだこともあり、トビモノには赤・青・橙色の三種があって、橙色は月よりも大きいとされている。
- 広まり方
- 1956年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による福島県石城郡田人村の調査記録に基づく。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ