いいだのてんりゅうがわをさかのぼるひのたま
飯田の天竜川を遡る火の玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大正五年頃の初夏、天竜川を二つの火の玉がもつれ合いながら遡ったと噂され、鳥説と落人説が並んだ。
- 細部
- 大正五年ごろの初夏、日が落ちる頃になると毎晩のように、天竜川の上を二つの光がもつれ合うようにして上流へ向かっていったという。原因については二通りの見方が語られた。ひとつは、二羽の鳥が絡み合って羽ばたく際の摩擦で光るのだという説明であり、もうひとつは、かつて殺された落人の男女の魂が上流を目指しているのだという解釈である。どちらとも決まらないまま、秋を迎える頃には見えなくなったと伝えられている。
- 広まり方
- 2003年の『伊那』所収、宮澤千章「火の玉と狐火」に記録がある。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 大正
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ